若いうちから投資を経験した方がいいと思う5つの理由【甘い言葉に騙されない】

若いうちから投資を経験した方がいいと思う5つの理由失敗しないための株式投資入門

私は20代後半で決心し独学で投資を始めました、色々痛い目を見ながら続け、始めてから15年ほどが過ぎようとしています。

良い事も悪いこともありましたが、投資を始めて現在に至るまでに得られた相場観やマーケットに対する知識はこれからの人生においてのかけがえのない財産だと思っています。

この記事ではマーケットで様々な経験をしてきた筆者が若いうちから投資を始めることをお勧めする理由5つと投資をする上での3つの注意点をご紹介します。

読んでほしい人

投資を始めたいが、あと一歩が踏み出せない人

若いうちから投資を経験した方がいいと思う5つの理由

① 騙されない

騙されない

1つ目にして最大の理由です。

日本の学校では金融教育はほとんど行われません。それどころかお金の事を気にするのは悪いことだという風潮さえあります。

その為に、いざ金融的な判断が必要になった時に不十分な理解のまま判断をし、失敗してしまうケースが散見されます。

一つサンプルケースをお話します。

定年間近の会社員Aさんの元に地元の銀行の支店長から電話が掛ってきます。

支店長
支店長

今度ご挨拶に伺いたいのですが

支店長直々の訪問に気分を良くしたAさんはこの誘いを受けてしまいます。

そして訪問日、退職金に対する投資の提案を受けます。

Aさん
Aさん

投資なんてこれまでやった事ないし、大切な退職金をそんなギャンブルに賭けられるか!

支店長
支店長

すみません、お詫びに退職金限定のお得な定期をご紹介します。

それは、退職金に特化した3ヶ月だけ利率3%の特別な定期預金でした。

Aさんは満足して契約します。満期が来て、この時代に珍しく3%、 7万5千円の利息がつきました。

思いがけない利息に気分を良くしたAさんは、投資も悪くないと思い始めます。

支店長
支店長

おめでとうございます、よろしければA様にピッタリの安全な投資先の提案をしたいのですが。

そして、リスクを最大限分散した世界分散投資の投資信託を進められ、契約してしまいます。

しかしこれは、お得な定期の後に投資をすすめる銀行の鉄板戦略だったのです。

その後、タイミング悪く世界的な金融危機が起こり、Aさんの投資信託は20%も値下がりしてしまいました。

Aさん
Aさん

ああ、投資はやっぱりギャンブルだったんだ。

投資初体験のAさんはびっくりし、投資信託をすぐに解約してしまいました。

200万円の損失です。

大事な退職金を減らしてしまい、Aさんが投資をすることは2度とありませんでした。

いかがでしょうか、Aさんは世間の風潮に従い、お金を汚く増やす(誤解)投資のような手段は一切使わずに真面目に働いてきました。

しかし、その努力の結晶としてもらった退職金を金融の知識がないためにわけがわからないままに減らしてしまう。

このような失敗を防止するためには自分の身は自分で守れるように自己の知識を深めるしかありません。

そして金融の知識を深めるためには机上の勉強だけでなく、実戦で失敗や成功の経験を積み重ねるしかありません。

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サンプルケースのような失敗を防ぐ意味で、若いうちから少額で投資を始めることは意義があると思います。

② チャンスを逃さない

チャンスを逃さない

マーケットとは突き詰めると波です、いい時もあれば悪いときもあります。

悪いときに投資をすると、どんな上級者でも失敗することがあります。

余裕資金で投資する中でも大きく勝負するときと抑えた方がいいときがあり、そのスパンは10年などの長期で訪れます。

参考  TOPIX 1992年7月から2019年6月まで

当然、時間的な余裕ができた、大金が入ったなどのこちらが投資を始めたいタイミングで都合よくマーケット環境が投資に適したタイミングになるとは限りません。

こちらの準備ができた時期とマーケットのタイミングの折り合いをつける意味でも、長期的に投資活動を実施したほうが勝率が上がると考えられます。

このサイトでは重ねて言っていますが、個人投資家の最大の武器は「時間」です。

その武器は長期で構えることで最大限に生かされます。

③ 情報の蓄積力

蓄積力

世間で起きる様々なニュースとマーケットは繋がっています。

アメリカの経済政策、ある国の首相の行動、某大臣の失言、人気ゲームソフトの発売、アルバイトによる炎上動画など

様々なニュースとそのマーケットの動きは、投資に関わっている人間とそうでない人では、その情報の蓄積量に大きな差がでます。

いくら勉強でその知識を得たとしても所詮データです。実際その瞬間に立ち合いに感じた経験は貴重です。

④ 複利の力

複利と単利の用語解説から
 単利:元本にだけ利子がつく計算方法
 複利:元本だけでなく、利子にまで全て利子が付く計算方法

投資で儲けたお金をそのまま投資に使うと雪だるま式に増えていくというアレです。

単利で、年率10%で30年間運用する資金は4.0倍になります。

しかし複利で運用すると17.4倍になります。

複利の力

毎回、こんなに旨くいくわけではありませんが、若いうちから始めるほうが複利の力を使いやすくなるというのは紛れもない事実です。

例として豊臣秀吉の逸話をご紹介します。

ある時、豊臣秀吉が、家来の一人と将棋をしました。

その人物は、みごと勝利して秀吉から褒美をもうらうことになりました。

複利の力、豊臣秀吉
秀吉
秀吉

なんでも褒美をやるぞ

その時その家来はこう言ったそうです。

家来
家来

では、将棋のマス目に米を一粒。次のマス目に二粒。次のマス目に四粒。と倍にしていきこれをマス目が一杯になるまでください

秀吉は、この人物の欲の無さに感心しその通りにしようとしましたが、途中でその数の多さに気づき、あわてて取り消したという話です。

もし全てのマス目を埋めることになると、全部で「1,208,925,819,614,630,000,000,000粒」にもなります。

単利だとマス目と同じ「81粒」です。

⑤ 楽しい

投資は楽しい

単純に投資は楽しいです。

これまでただ聞き流していたニュースも一転、自分の財産に係る重大ニュースに変わります。

世界の経済と自分がリンクしている感覚。

ただ、おバカなバイトがはしゃいでその企業の株価が下がったりしたら、やってられないですけどね。

自分の思い通りに相場が動いているとき、そうでない時、購入する銘柄を考えている時、すべて楽しいです。

競馬に例えると毎日がGIレースのような感覚ですね。

投資を始める前の注意点

いかがでしたでしょうか。投資を若いうちから始めた方がいい理由5つご紹介しました。

ここまで読んで投資を始める気になった方、ちょっと待ってください。

始めるにあたりいくつか注意点があります。

① 投資先は自分で選択しよう

投資先は自分で選択しよう

投資と言っても不動産やFXなどいろいろ種類がありますが、私のやっている株式投資の例でお話させていただきます。

私は若いうちから始めるなら投資信託は止めた方がいいと思っています。

理由はいまいち勉強にならないから。

やはり、自分で銘柄について調査し、タイミングをはかり購入してこそ、投資家としての知識が身につくものと思っています。

投資信託全般を否定するわけではないのですが、自分で銘柄を選ぶからこそ、もし失敗したとしても貴重な経験となるのです。

投資信託は所詮他人が選んだ銘柄に頼っているわけですから、失敗しても資産が減るだけで身につくものが少ないと思います。

やはり、始めるのならしっかり勉強して自分で銘柄を選んで分散投資して始めた方がいいと思います。

一番危険なのは人任せの思考停止です。

② 世の中に出回っている情報を鵜呑みにするのは止めよう

調べていると出てくるサイトや本の情報を鵜呑みにするのはやめましょう。

親切で丁寧な情報でも多かれ少なかれポジショントークが含まれています。

ポジショントーク

自分の立場、立ち位置に由来して発言を行うこと。自分の立場を利用して自分に有利な状況になるように行う発言。yahooファイナンスの掲示板なんてこればっかりである。

例えば投資の危険性について述べた記事があり、様々な角度から丁寧に解説されていてふんふんと納得しながら見ています。

すると最後に「世界中のあらゆる投資先に分散投資している投資信託がリスクヘッジに一番だ、いやそれしかない」と自社の商品を推奨してきます。

一見、もっともな事を言っているようですが例えば次のようなリスクがある点に触れられていません。

  • リーマンショックなど金融危機では、どんな分散投資していいようが全部下がるケースもある ⇒ 分散していても絶対安全などない
  • 分散するなら投資信託を買う会社も分散したほうがいい   ⇒ 倒産リスク、不祥事によるリスクヘッジ

これは一例ですが、途中まで素晴らしい内容が書いてある記事でも結局最後はこんな終わり方していないでしょか。

  • 投資商品や情報商材購入を進める
  • メルマガ登録、セミナー参加誘導
  • プロへの相談推奨

これもいわゆるポジショントークと言う奴です。企業なので自社の利益を優先するのは悪いことではないのですが。

あらゆる情報は鵜呑みにせずに疑ってかかるくらいの姿勢でちょうどいいと思います。

※もちろん素晴らしい投資商品や情報商材、セミナー、プロの教えの可能性もあります。

③ 投資に絶対はないベターがあるだけ

一昔前、電力株は内需株でディフェンシブ銘柄と呼ばれ、値動きが激しくない代わりに安定しており、堅実に配当を得るのに適した銘柄と捉えられていました。(貯金銘柄)

しかし、2011年の東日本大震災の後、東京電力の株価は半額以下まで下がり現在も回復していません。

それより値下がり率は少ないですが他の電力株も大幅に値を下げています。

参考 2000年7月の株価を100とした時の現在までの比較チャート

東京電力の株価

私の会社の役員で、役員になる時にもらった退職金を貯金の代わりに東京電力の株を購入していて大損害を被った方もいます。

つまり、これまで大丈夫だったものがこれからも大丈夫な保証はどこにもなく、絶対安全な投資先などないのです

あるのは、これまでの経験から導き出されるベターだけです。

投資をする場合はその覚悟で、余裕資金で臨みましょう。

結論:自分で投信の判断できる知識と経験の蓄積を始めよう

自分で判断できる知識と経験の蓄積を始めよう

基本的に私は人に勧められた金融商品は買わないようにしています。

買うのは自分で判断し自分から買おうと思ったものだけです。

結局、自分の利益を守れるのは自分だけです。 その為には、勉強しかありません。

人生の重要な時期に致命的な失敗をしないためにも、若いうちから少額で投資の経験を積み、「自分で判断する力の蓄積を始める」事をお勧めします。

この記事をみて、株に興味をもたれた方は、次の記事に始め方をまとめていますので参考にしてみてください。

(おしまい)

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