街ですれ違った初対面の美女と知り合い、お付き合いまでいったことある人は少ないと思います。
なぜ、あなたの人生にはドラマや漫画のような出来事が起きないのか?
それは、「ポジティブな思考ができていないから」です。
これだけではわからないと思いますので、メンタリストDaiGoさんの「ポジティブ・チェンジ」を参考に、順番に解説させていただきます。
なぜあなたは初対面の美女をものにできないのか
あなたは街でものすごくタイプな美女にあったとします。
あなたがその美女を何気ないふりをして見ていると、目が合ってしまいます。
「しまった」と思っているとその美女は急いで目をそらしてしまいます。
あなたはどう考えますか
①俺が魅力的だから照れて目をそらしたんだな
②目をそらしたのは俺を気持ち悪いと思ったからだ
美女をものにできるチャンがあるのは①の思考をする人だけです。
①の思考をする人は、たとえ事実がどうであれ、声をかけるという行動に出ることができるわけです。
声をかけなければ、付き合える可能性はゼロです。
飛び出してきた彼女と曲がり角でぶつかりでもしない限り。
行動が希望を作る
つまり、思考からできる希望はいらないのです。
行動が希望なのです。
メンタリストDaiGoさんの「ポジティブ・チェンジ」の中では次のような女性探検家の話が伝えらえています。
女性探検家の悲劇
彼女は夫と世界中を飛びわる撮影旅行中に飛行機事故にあってしまいます。
それで最愛の夫を失い、さらに自身も重傷を負い寝たきりになることを宣告されてしまいます。
普通なら絶望から「自分も死んだほうがマシだった」と考えるでしょう。
ところが彼女はその3か月後には車いすに乗って聴衆の前で講演をしていました。
その後も講演活動を続け、大成功を収めたのです。
なぜ彼女は最悪の状況から立ち直ることができたのでしょうか。
何か支えになるようなことがあったのか、奇跡が起きたのか、何か希望があったのでしょうか。
そうでありませんでした、彼女は理由を問われてこのように答えています。
希望があったどころではなく、悲しみに押しつぶされそうになり、じっとしていたら、おかしくなってしまいそうなくらい追いつめられていたのでした。
だから無理をしてでも勢力的に活動し、忙しくすることにしたのです。
脳科学的な理由
人は手を動かすなどの作業し始めると脳内に「期待のホルモン」ドーパミンが出ます。
ドーパミンが出ると人は不安や憂鬱から解放され、やる気が出てきます。
やる気が出ない時はその作業や仕事をとりあえず5分だけやってみる
というライフハックを聞いたことがあるのではないでしょうか。
これは、ドーパミンの働きを利用したものだったのです。
脳科学的にもまず行動し、行動することでドーパミンが分泌され希望が生まれると言っているのです。
メンタリストDaiGoさんの経験
DaiGoさんも大学生の時に最愛の母を無くすという不幸に見舞われています。
- メンタリストになったのも母親が薬剤師で科学に興味を持ったおかげでなれた
- 小さいときにいじめを克服できたのも母のおかげ
- 今の仕事の重要な要素となっている本を読むことも、母親が本好きでその影響を受けいたおかげ
母親から大きな影響を受けてきたDaiGoさんは、余りにも早い母の死にうちひしがれます。
そこに希望などを見出すことなどできませんでした。
ただ悲しんでいることに耐えられず、必死になって本を読み、没頭することで何とか悲しみを排除したのでした。
DaiGoさんの経歴に興味のある方はこちらの記事をどうぞ。
最後に
記事名のわりに、シリアスな話になってしまいました。
あなたが(わたしが)初対面の美女をものにできない理由、それは声をかけないから。
行動の前に希望はいりません。まずは行動なのです。
これが本記事の結論になります。
本記事はメンタリストDaiGoさんの著書「ポジティブ・チェンジ」を参考させていただきました。
本記事の内容以外にもポジティブ思考になるための有効な情報が書かれていますのでチェックしてみてください。
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(おしまい)