アマゾン創業者ジェフ・ベゾス【スペースコロニー作成計画】

アマゾン創業者のジェフ・ベゾスは、2019年フォーブス米長者番付で2年連続首位となりました。

彼の経歴を見ていただければその理由が分かります。

ジェフ・ベゾスの経歴

  • よちよち歩きの頃にベビーベッドを解体

  • 自分の部屋に警報器を付けて兄弟を入れさせないようにした。

  • 10代の夏休みに、マイアミのマクドナルドの店でアルバイトし、スクランブルエッグやハンバーグの調理にかかるタイミングやフライドポテトをフライヤーからとり出すタイミングをブザーの音で知らせてくれるシステムを作成した。

  • 就職にあたってインテル、ベル研究所、からのオファーを蹴って、ファイテルというベンチャー企業に就職。

  • ファイテルで2年働いたあと、ベゾスは大手投資銀行のバンカーズ・トラストで1988年から1990年まで働いた

  • その後、大手金融サービス会社ヘッジファンドのD.E.ショーに移り、1994年の春には上級副社長になった

  • 1994年に彼はインターネットの利用が過去12か月間に2300%も増加したことに気づき、D.E.ショーをやめ、自宅のガレージでAmazonを起業。

  • 画期的な(いまは当たり前の)サービスにより、またたく間にオンライン書籍のNo1となる。
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    ④人気ラインキング表示

  • 1998年、音楽と映像やさまざまな日用品の販売を開始

  • 1998年、当時創業間もないグーグルに25万ドルを投資、現在は30億ドル以上の価値がある

  • 2002年、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)をスタート

  • 2007年、Amazon Kindle開始

  • 2013年、有力新聞社のワシントンポストを2億5000万ドルで買収、2016年にはオンライン版の購読者が急増により黒字化

ジェフ・ベゾスの宇宙への挑戦

ベゾスは1982年に高校の卒業式で総代としてスピーチを行い、そのなかで宇宙開発に関心があり、300万人が暮らせる居住地を宇宙につくる構想があることをことを明らかにしていた。

その後彼は実際にブルーオリジン(Blue Origin)という宇宙飛行関連のベンチャー企業を設立してしまいました。

これまでに小型ロケット「New Shepard」と「BE-3エンジン」、大型ロケット「New Glenn」と「BE-4エンジン」の開発を進めています。

高度100Kmまでの宇宙旅行を目指すNew Shepardは、5月に11回目となる無人飛行を行い成功を収めています。

そして彼は2018年とんでもない構想を発表します、それは、、、、、

ジェフ・ベゾス、コロニー計画

回転することで人工重力を発生、可動式の鏡によって太陽光を反射して内部に取り込み昼と夜を作りだすというコンセプトだそうです。

まるで「機動戦士ガンダム」の世界ですね。

ジェフ・ベゾス、コロニー計画

さらに月に関するプロジェクトなど壮大な構想を持っています。

  • 23年までに月面着陸船「Blue Moon」の月面到達

  • 月面に人類の恒久的拠点を作ることを発表

  • 「プロジェクト・カイパー」と名付けられた3236機の衛星を打ち上げて世界中で高速ブロードバンド接続を可能にする

ブルーオリジンにはアマゾンから年間1000億円の投資を行う、とジェフ・ベゾスは発表、これは日本の宇宙開発予算の3分の1の規模です。

その他のベゾスの実績

その他のベゾスの実績です。

  • ベゾスの計画では当初、4~5年間は利益が出ないことになっていた。1994年創業の同社が初めて利益を計上したのは2001年のことで、この時も売上10億ドル超に対して利益はわずかに500万ドルだった。

  • 2016年にドナルド・トランプの国防革新諮問委員会に招聘されたが、特段のコメントもなく固辞している

  • ベゾスとトランプは、敵対関係にあり、トランプが勝利した選挙直後にアマゾンの株価も下落した

  • トランプは、Twitterを通じて繰り返しベゾスを攻撃

  • ベゾスは、自分のロケット会社を使ってトランプを宇宙に飛ばすというジョークを何度か口にしている

  • 2014年、Amazonは自社のクラウド・コンピューティング関連のサービスで6億ドルといわれる契約をCIAと結ぶ

  • 2018年には、共同事業防衛基盤(JEDI)として知られる100億ドルの契約を今度は国防総省と締結

日本ではホリエモンが民間でのロケット開発を行っていますが、敵は強大ですね。

(おしまい)

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