突然ですが、2つ質問させていただきます。
- あなたの今行っている仕事は、本当にやりたい仕事ですか。
- 今の会社を定年退職した後にやりたい事は決まってますか。
2つともYESの方は、たぶん話を聞いてもピンとこないと思いますので、そっとページを閉じてしてください。
私は2つともNOでした。
一生懸命勉強して大学に入って、企業に就職して、定年まで勤める。
適齢期になったら結婚する。
そんな世間でいう一般的な道を歩んできました。
新卒で入社した会社で40代まで全精力を傾け一生懸命仕事してきました。
その本気度はカテゴリ「仕事」の記事を見ていただければ感じていただけると思います。
しかし、ふと立ち止まって見ると、そのキャリアの先にあまり魅力を感じていないことに気付いたのです。
今の仕事の上層部の人のようになりたいとは全く思いませんでした。
そして、仕事の終端、定年となった時に今の仕事を活かしてやりたい事やその他にやりたい事は特になかったのです。
仕事を辞めると自分には控えめに言っても何も残らない事に気づきました。
明日から一年間休んでいいよと言われても、情熱を傾けるべき趣味もありません。
ついでに言うと特別親しい友達もいません。
一体自分は何が手に入れられると思って、何を信じて来たのか。
いったいどこで失敗してしまったのか。
そんなもやもやを抱えていたある日、見るともなくつけていた朝のテレビで「ITを活用して農作物の売上UPした人たちを紹介」という企画が流れていました。

農作物を育てる過程をブログで配信、無農薬である事をアピール配信などの工夫で付加価値をつけ売り上げが2倍以上になったという内容でした。
「あれ、俺IT系の企業に勤めてるはずだけど、なんでこの話題全く関係ないんだ?」
いとうあさこのネタばりになんかイライラしました(古い)。
しばらくたって何かの拍子にブログで稼いでいる人の記事を見かけます。
なんでもブログに広告を貼ってそれで月数万円~多い人では数百万円儲けられるんだとか、知らない間にそんなお金の儲け方ができていたんだ。
全てパソコンで出来るので自宅でひきこもりながら作業できるようです。
「あれ、それなら自分にもできるんじゃなかろうか?」
それが始まりでした。
例えば、西野さんの「革命のファンファーレ」を読みます。これからは全部無料公開やネタばれをどんどんして広告する時代だと読みます。
フムフムと納得します、いやかなり感心します。
しかし、その学びを生かす場所はありませんでした。私は別に広告代理店で仕事をしているわけではないし、作品を作っている作家でもない。
でも、ブログをやっているとそのアウトプット先になりえるのです。
それって、控え目に言って「凄い素晴らしい事」だと思いませんか?
私は通勤途中でそれに気付いた時、電車で吊革につかまって立っていましたが、うれしくてずっとニヤニヤしていました。
たぶん相当気味悪かったと思います。
それから独学でブログの開設方法を学び、ようやく立ち上げたのが本サイトです。
ブログを始めてから人生の色が少し変わったような気がします。
ブログをキッカケに「いろいろな自分の人生を生きるための活動」を始めました。
思えば、親から学校からなんとなく伝えられたことを世間の常識として生きてきました。
- 好きな事で生きていけるほど人生甘くない。
- お金儲けは悪い事
- なるべくいい大学に行って、なるべく大きな企業に勤めて、定年まで勤めるのがいい事
誰かの決めた答え(レール)をなぞっているような人生でした、それが楽だったから。
今は、自分の好きな事で生きていけるように、日々努力しています。
ユダヤ教の教えに、こんな言葉があります。
「自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、いったい誰が自分のために生きてくれるだろうか」
会社は突き詰めれば株主や会社自身の利益を追求する集団です。決して個人を守ってくれるものではありません。
もしかしたら私が悲観的に言い過ぎで、これまでは会社が守ってくれるという時代もあったのかもしれません。
しかし、ゲームのルールは変わってきています。
あのトヨタの社長でさえ「終身雇用は守れない」と言いだす時代です。
終身雇用は崩壊し、少子高齢化や医学の発達により、社会人として働く期間はどんどん長くなっていきます。
私はその事実に向きあう覚悟を決めました。
このサイトの強みは、私がネットの情報発信者として不適切な事です。
私は、学生のうちから起業したり、海外で生活したり、二十代からブログで生活したりしていません。でもそれが他のブログとの差別化部分です。
四十過ぎまで、ネットの世界と接点がなく、サラリーマンの世界に本気で取り組んできて、ふとしたことからネットの世界に踏み出した者の視点から伝えられる情報をお届けします。
このサイトの情報が少しでも「あなたが自分の人生を生きる」ためのお役に立てればうれしいです。
最後にある企業の広告のフレーズで締めたいと思います。
人生という道には助手席に座る人も運転する人もいます。あなたはどちらを選びますか。
自分の人生いつから始めますか?

m( _ _ )m
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(おしまい)