ライブドア事件の真相!主犯「検察」の理由、共犯は因縁のあの会社

ライブドア事件の真相【主犯が検察である理由と共犯の存在】

2006年1月16日のライブドアへの家宅捜索で始まった「ライブドア事件」は、2011年4月26日にホリエモンへの懲役2年6ヶ月の実刑判決がくだされ、決着がついています。

しけし、逮捕されてから裁判中や刑期を終えたあと、現在に至るまでホリエモンは一貫して無罪を主張しています

それが本当だとしたら、誰が犯人だというのでしょうか?

No2の宮内さんか、はたまたライブドアをそそのかしたとされる、村上世彰さんでしょうか?

本記事の内容
  • ライブドア事件の真犯人と共犯
  • 理由①:強制捜査したが証券取引法違反以外の罪はでてこなかった
  • 理由②:他の経済事件と比較してきわめて厳しい判決

5分ほどのボリュームです、ぜひ最後までおつきあいください。

ライブドア事件の経緯

ライブドア事件のホリエモンが捕まった背景や裁判から有罪が確定するまでの経緯については次の記事を参照してください。

「野口さんの謎の死」や「ホリエモンの容疑」についても書かれいます。

ライブドア事件の真犯人

ダイイングメッセージ

結論から書きますと真犯人は



特捜検察

真犯人は「特捜部」、ホリエモンを捕まえた「検察が作った事件」との意味です。

逮捕される前、世間を騒がしてきたホリエモンとライブドアに対して、世間では次のような感情が渦巻いていました。

  • 金の力でプロ野球の伝統をぶちこわそうとした危険分子を排除せよ

  • 最強の報道機関であるテレビ局を買収しようとした不届き者に制裁を

  • 自民党の言う事を聞かず、落選までしたお調子者に二度とバカな考えを起こさせるな。

そんな声が後押しし、特捜部の立件スト―リーができてしまったのです。

経済犯罪に関する裁判、特に特捜部案件は、一旦「有罪にする」とのシナリオができてしまうと、ストーリーに沿って進められてしいます。

見きりで捜査に踏み切り、証拠や事実の如何に関らず、容疑者を長期間勾留することにより追い詰め強引に自白させる。

こう云った事実があることは、幾つかの冤罪事件から明らかになっています。

  • 袴田事件
    日本最大の冤罪事件
  • 障害者郵便制度悪用事件
    厚生労働省元局長・村木厚子さんが100日以上勾留された

「世論」に沿って動いた「検察」が真犯人。

「世論」を「マスコミ」と言い換えてもいいかもしれません。

そして、世論を作る手助けをして、検察に積極的に情報を流した共犯者がいます。

それは、、、、

フジサンケイグループ

共犯者はフジサンケイグループです。

もちろん、ライブドアから受けたあの買収事件の恨みは忘れていません。

元検事の郷原信郎は著書「特捜神話の終焉」の中で当時、産経新聞の記者(フジテレビ系列)が「堀江は許せない、ライブドアは徹底的にやる」と話していたと語っています。

積極的にライブドアの社内メールなどの情報を入手し、検察に流した事実もあるようです。

イヤイヤ、バカ言うなよ、実際ライブドアは疑われてもしょうがないような事してるんじゃないの。
「全部白です」はさすがに無理じゃないの?

という声が聞こえてきます。

確かに真っ白とは言えないと思います。

ただ、次の2つの理由からやはり本件は「特捜部が作った犯罪」との結論になりました。

理由①:強制捜査したが証券取引法違反以外の罪はでてこなかった

ライブドアが家宅捜索された当時、検察からのリークも含めた様々な情報により、極悪人ホリエモンの悪事が次々に暴かれると報道されていました。

当時のデマ
  • 野口さんの死にホリエモンが関わっている
  • スイスに300億円の隠し財産がある
  • 武部幹事長の次男に裏金(民主党偽メール問題)
  • 脱税している
  • 暴力団との黒い交際
  • ホリエモンに関係する700人の女性リストがある(一部事実?)

検察も捜査してしまえばホコリが出てくると踏んでいたハズです。

しかし、その後いつまでたっても新しいホリエモンの悪事は出てきません、元々の粉飾さえホリエモンは認めない。

脱税の調査に関しては、むしろライブドアの過払い申告が見つかり、返金されたくらいである。

大山鳴動して鼠一匹

まさに、「大山鳴動して鼠一匹」です。

理由②:他の経済事件と比較してきわめて厳しい判決

この事件よりも金額面、内容面において遥かに悪質な「日興コーディアルグループの粉飾決算」や、「ビックカメラの粉飾決済」「東芝の粉飾決算」では、経営者は誰一人逮捕されておらず、課徴金のみで済まされています。

それらの過去の粉飾決算と比べると金額はかなり低いのに、ライブドア事件の場合は50億で実刑判決が出ています。

特に日興コーディアル証券の手口は、ライブドアよりも巧妙でした。

また、粉飾決算もライブドア事件とは比べ物にならないくらい巨額だったのです。

しかし、幹部らの逮捕は一切ありませんでした。

本記事の結論

これら①と②の事実から何か大きな意志が働いて有罪が確定したと考えざるをえません。

本記事の結論は、次のようになります。

  • 自身の描いたストーリー通りに事件を作った「 特捜検察 」が主犯
  • ストーリー 作りに積極的に加担した「フジサンケイグループ」が従犯

この結論を頭において事件を見ていただけると、面白いと思います。

また、派生して引き起こされた「ライブドアショック」についてもホリエモン以外の犯人の影がちらつきます。

参考資料

本記事作成にあたり、記事中であげたもの以外にも次のサイト・本を参考にさせていただきました。

◆書籍:
徹底抗戦

虚構 堀江と私とライブドア

マネーゲーム崩壊 ライブドア・村上ファンド事件の真相

検証「国策逮捕」 経済検察はなぜ、いかに堀江・村上を葬ったのか

我が闘争

◆Webサイト:
ライブドア事件 – Wikipedia

ライブドア・ショック – Wikipedia

◆動画:
ニコニコ動画:水道橋博士 堀江貴文ホリエモンが語るライブドア事件徹底抗戦

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