キーボード打ちのがつらくなってきたので、なるべくマウスだけで操作を完結したい
そんな悩みをお持ちの方はぜひ今回紹介するソフトウェアキーボードと入力補助ツールの導入を検討してみてください。
いずれも無料です。
ソフトウェアキーボード
音声入力では聞き間違いや固有名詞が出てこないなど、どうしてもキーボードで補助しなきゃいけない場面が出てきます。そんなときにキーボードを打つのではなく、マウスから画面上のソフトウェアキーボードが打てれば、マウス操作だけで作業を完結することができます。
Windowsの標準機能で搭載されています。 windows11だとタスクバーの設定で「タッチキーボードをオン」にするだけで、タスクトレイに常駐させられますのですぐ呼び出せて便利です。
その他のOSバージョンでも、スクリーンキーボードというアプリとして標準搭載されていますので、 一回立ち上げてタスクバーにピン留めすればいつでも呼び出せます。
文字呼び出し&マクロ実行が可能なツール「ToMoClip」
私が愛用している入力補助ツール、次のような使いかたをしています。
- 決まりきった挨拶や住所、パスワードやメールアドレスを登録し、ツールの一覧からダブルクリックで呼び出す。
- 音声入力ではすぐ出てこない固有名詞を登録しておき、呼び出せるようにしておく
- マクロ機能を使い、画面の切り抜き、デスクトップ表示などのコマンドを登録し、クリックすることで呼び出せるようにしておく。
- 上記の内容、物理キーボードの普段使っていないキーに割り当て、ボタン一つで呼び出せるようにする。
下の例ではマクロ機能で[Windows]+[Shift]+[S]を登録しています。
マクロの説明はツールのreadme.txtファイルに書かれています
それ以外にもたくさんの機能を持っているようですが、私は使えこなせておりません。。。
その他のツール「UWSCスクリプト」
私もまだ使っていないのですが「UWSCスクリプト」なるツールが便利そうです。登録した内容の呼び出しがボタン押下でできるなど、 ToMoClipより便利そうで、研究しようと計画しています。
以下のサイトで詳しく説明してくださっています。
視線入力など将来を見据える場合はこちらかもしれません。
マウスだけで操作するためのその他の対策
さらに多機能マウスを併用すると、キーボード操作自体を減らすことができ、音声入力と組み合わせれば、ほとんどの作業をマウスだけできるようになります。
ただ、ログイン前のパスワード入力など、どうしてもキーボード入力しなければいけない場面は残ってしまいますので、そんな時に多機能キーボードが活躍します。
現場からは以上です。