芸人としてだけでなく、絵本や広告戦略などでも高評価を得ているキングコング西野亮廣さん。
学校の成績は悪かったそうです。
ちゃんと授業を聞いていたのに、成績はドベでした。
しかしある勉強法のおかげで劇的に成績を伸ばし、希望の高校に見事合格しています。
本記事はそのエピソードと共に学力向上のポイントをまとめたものです。ぜひあなたの学び力アップに役立ててください。
参考動画 西野亮廣さん対談】成績最下位を逆転させた出会いと転機【Part2】
学年最下位!
西野さんの成績の悪さは生半可なものでなく、学年で下から5番目と超低空飛行。
しかも、不登校とか試験を受けていない子を含めての下から5位なのでほぼ最下位。
日記すらも満足に書けなくて、両親にかなり心配されていました。
その低空飛行は中学の2年生まで続きます。
学校の先生に「お前の行ける高校はない」と言われるほど。
お笑い芸人になるのが夢だったので本人は気にしていませんでしたが、ある時、母親から懇願されます。
高校だけは出てほしい
しぶしぶ了承しますが、裕福な家庭でなかったのでどの高校でもいいわけでなく、公立高校を目指さなければなりません。
さすがにマズいと思い始めた西野少年は塾に通うことにします。
そして、その塾の講師の指導により、西野さんの成績は劇的に変化することになるのです。
劇的な変化をもたらした勉強法
「人に教える」
これが中学2年生の西野さんが変わったきっかけでした。
入塾試験でもふるわず、普通クラスに入れなくて個別指導コースしか入れなかった西野さん。
そこで恩師に出会います。
その恩師は落ちこぼれの西野さんに驚くべき言葉を投げかけます。
普通クラスの人にお前が教えろ
普通クラスにさえ入れない西野さんにそのクラスの人々を教えろというのです。
しかしこれが西野さんの特性を見抜いたピッタリの指導だったのです。
学校の成績は悪かったのですが、先生とも仲良く友達も多い「学校一の人気者」だった西野少年。
コミュニケーション能力は高かった。
そんな特性から「モチベーションがないだけで、こいつは人のためなら頑張れる」と考えたのでした。
これが大ヒット。「俺のせいで人に迷惑はかけられない」と考えた西野少年は必死に勉強するようになります。
そのおかげで数学では学園一位になるほど成績が向上し、見事公立高校への進学を果たすのでした。
西野さんを変えた2つの要素
西野さんは人に教えることで成績が向上することに気付いてからは放課後、必ず人に教える事を習慣としたそうです。
ただ、見事高校に合格してからは成績は散々「人生であの時期だけは必死に勉強した」と振り返っています。
このエピソードから導き出される勉強に必要な要素は2つあります。
①アウトプット
アウトプットがインプットの質を高める!
西野さんはこのようにこのエピソードを振り返っています。
「人に教える」というアウトプットの場があったので、西野少年は必死に勉強しました。
それまでの授業を受け身で聞く姿勢から、人に教えるために必死で覚えるに勉強(インプット)の姿勢が変わったのです。
現在、西野さんは毎日、ブログ記事、音声配信(Voicy)、オンラインサロン記事投稿と3つもアウトプットを抱えています。
ただ、そうすると日々の会話から吸収しようとする姿勢、読書、勉強とインプットし続ける習慣が付くと語っています。
②モチベーション
2つ目はモチベーションの重要性です。
小学校2年からお笑い芸人になるのが夢だった西野さん、そのためにテレビの内容を覚えて人に面白おかしく伝える活動は熱心でした。高校に入ってからも部活の後に毎日友達と漫才やコントの練習をしていたのだとか。
それが「公立高校に行かなければならない」とのミッションが与えらえたことにより、中学2の後半から高校入学までの短期間ですが勉強がするようになります。
つまり、興味さえ持てれば、継続してやる能力自体はあったのです。
やはり、勉強するための「動機付け」が大事だとの結論になりますが、追い込まれないとできないでは発揮できる場面が限られます。
実は「必要性に迫られる」の他にも手はあります。
それは、自分の夢に紐づけること。
例えば「今のお笑い芸人は知識がないとやっていけない」「勉強の内容を知っているからできるネタもある」
このように、自分の本当の目的に紐づけられれば、どんなことでも身に入ります。
最後に
いかがでしたでしょうか、本記事の内容が貴方の学習意欲の向上に役立てば幸いです。
これを機にアウトプット習慣をつけたいけど「その向け先が見つからない」と言う方。
ぜひ次の記事も参考にしてみてください。私はこのブログというアウトプットのおかげで、読書などの学ぶモチベーションとなっています。
本記事の他にも現代の偉人の教育についての記事を書いていますので興味のある方チェックしてみてください。
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(おしまい)