西野亮廣はなぜ炎上し続けるのか【プライド高い、日本のタブー、ビジネス炎上】

西野亮廣はなぜ炎上し続けるのか【プライド高い、日本のタブー、ビジネス炎上】西野亮廣

西野亮廣はよく炎上する。世間を騒がせ、嫌われ、大量のアンチを生み続けています。

西野亮廣
西野亮廣

燃えすぎて、逆に炎上していないと不安になる。我々、炎上業界ではこれを『暖炉の境地』と呼びます。

実績もあるのに、なぜ西野亮廣さんは炎上し続けるのか、分析してみました。

本記事の内容
  • 西野亮廣はなぜ炎上し続けるのか
  • 西野亮廣の炎上家としての一番の能力
  • 過去の数々の炎上案件

西野亮廣さん本人の分析

最新の著書「ゴミ人間」で言っている西野さん自身の「嫌われる理由」の分析は次のようなものです。

なぜ人は私を嫌うのだろうと思っていたのだが、あるとき気付いた。夢を持ち続けている僕を「夢をあきらめた人」は許せないのだろう。
僕は被害者だと思っていたのだが、加害者だったのかもしれない。

これ、本当にそう思っている人からしたら、火に油を注いでいるだけのような気がします。

西野亮廣はなぜ炎上し続けるのか

西野亮廣はなぜ炎上し続けるのか

①プライドが高く、黙ってられない

お笑い芸人としても最速で出世し、絵本作家やビジネスマンとしても才能を見せており、間違いなくハイスペックな西野亮廣さん。当然プライドも高い。

言わなくていいことを発信し、言われるとツイツイ言い返してしまいます。

  • Twitterで「ひな壇に座らないと決めました」とわざわざツイート
  • 「『芸人交換日記』なんて、ちっとも面白くないし、都合よく乗っかる芸人はもっと面白くないですね。」とツイート
  • プペルの絵本無料公開に反対した声優にブログ1記事を使い名指しで反論
  • 対応が悪い吉本社員のLINEのやり取りをTwitterでさらして批判

さらに炎上後に自分の論理が正しいと証明されると、瀕死の相手に後ろから切りつけます。

  • ひな壇を辞めたのは、スマホ時代にあわないから。
  • 絵本無料公開で売り上げ伸びた。今ではスタンダード化した。
  • 当時クラウドファンディングを否定していた人は、今苦労している。

負けず嫌いでプライドが高いから、ここまで努力できたと言えるかもしれませんが、「言っちゃう性格」なのでどうしても一部の人からは嫌われてしまいます。

最近はオブラートに包む能力が上がってきていますが、前述の「加害者発言」のように聞く人によっては逆効果となるでしょう。

才能と実績があるだけに、鼻についてしまうのです。

「宮迫さんのYouTubeに関する発言」で炎上した相方の梶原さんを救済するために出した動画「【感動】キンコン西野が梶原に贈った手紙「20年間ありがとう」」では、梶原さんに対して「そういうことは口に出さずに『思っとけ』」と言っていますが、ご自身にも当てはまる気がします。

西野亮廣、おもっとけ「

②日本人のタブーに触れている

西野さんの活動と日本の伝統的な性向が真逆なのです。

日本の風潮
  • お金儲けは悪い事
  • 寄付やチップ嫌い
  • 宗教は怪しい
  • 奥ゆかしさを美徳とする

最近は「これを変えなきゃダメだ」との声もありますが、これらは昔から日本人の心に沁みついている「日本人の考え」と言えるものです。

オンラインサロンやクラウドファンディングで多くの支援者とお金を集め、芸人だけでなく絵本でも成功してお金を稼ぎ、それを隠すことなくメディアなどで強気に発言している西野さんの活動は「日本人の考え」と真逆のものです。

いい悪いではなく、日本の大衆意識は西野さんに反発してしまうのです。

③ビジネス炎上

西野さんは確信犯で炎上しているところがあります。

  • 好き嫌いをすごくハッキリ言っていかないと、熱狂的に応援してくれる人や共感してくれる人は発生しない。
  • 新しいことを始めるときは、最後に「マズ味調味料」を振りかけて、アンチの突っ込みどころを設計すると拡散力があがる。
  • 船は追い風だけでなく逆風でも進む、無風が一番よくない。

これらをメディア等で理路整然と説明しています。

だからますます一部の人にマイナス感情の種を植え付け、何かあるとすぐに燃え広がるのです。

うーん、ちょっと上手すぎて、アレですね。

なんだかんだ術中にはまってしまう様子は、西野さんのブログ記事「アンチとの対話」で表されています。

西野亮廣の炎上家としての一番の能力

さて、ここまで西野さんのマイナス部分にも触れてきましたが、西野さんの周りには、オンラインサロンに入会するほどのコアなファンや映画などの大きなプロジェクトを一緒に推進する沢山の味方がいます。

計算でなくカッとなって本当にNGな発言や行動をすることも(多々?)あるのに、なぜ一部の人々は西野さんについていくのか。

「圧倒的結果を出している」「コミュ力お化け」などもあると思うのですが、一番理由は「人の意見を聞き、素直に謝る」ことができるからではないでしょうか。

直近でいうと2021年1月27日、吉本のマネージャーが対応が気に入らないとLINEのやり取りと実名を公表、その3日後に吉本興業を退社するという事件がありました。

いくら重大なミスがあったとしても一般人を実名でLINEでさらすなんて、とても許される行動ではないと思います。

ただ、その翌日のブログ「【今回の反省点を正直に並べてみる】」では、素直に間違いを認め、先輩やスタッフにめちゃくちゃ怒られたなど、非を認めています。

西野亮廣
西野亮廣

まず、反省点でいうと、すでにたくさんお叱りをいただいていますが「いくらカッときたからといってLINEの内容を晒しちゃダメだよ」という部分。これに関してはウチのスタッフからもババちびるほど叱られまして、メチャクチャ謝りました。

これだけ実績があると天狗になり、人の意見を聞かなくなりがちです。

ましてや間違いを認めて謝るなんて中々できないのですが、西野さんは周りの意見を柔軟に吸収し、ちょっと「カッコつけ」つつも素直に謝罪しています。

昔、西野さんの「新世界」の一節を見たときに、「この人ヤバイな、どんどん活躍しそう」と思ったのを思い出しました。

実は、この『新世界』も、最初は『西野亮廣エンタメ研究所』の中で原稿を発表したんだけど、グイグイ話を進めるボクに対して、女性メンバーが言ったんだ。

女性「もう少し話のペースを落として、要所要所に西野さんの心情を入れた方がいいですよ」
西野「そうなの?」
女性「世間の皆さんが知らない話を書いているんだから、まずは西野さんに興味を持ってもらわないと」
西野「はい、わかりました」
女性「興味のないオッサンが熱弁する『知らない話』なんて、誰が聞くんですか?」
西野「『わかりました』って言ってんじゃん!」
女性「西野さんって、『世間をブッちぎってる自分』に酔いがちですよね」
西野「『わかりました』って言ってる!」

結果、ボクの心情を入れて書き直した『はじめに』を発売2カ月前にネットに公開したところ、Amazon書籍総合ランキングで1位になった。

西野亮廣著「新世界」
自分の弱いところを見せられる人は強い

自分の「負けっぷり」や「けなされている部分」を見せられ、認められる人は強い。

炎上は過激な手法なので、飽きられやすく危険なものです。人に愛され、ずっと第一線で活躍できないと、息が長く燃え続けることは出来ません。

最強の武器を持っている西野亮廣さんはこれからも「狙っての炎上」や「本当の間違い」を繰り返しながら『炎上王』として君臨し続けるのではないでしょうか。

炎上の考察はこれでおしまいですが、炎上を含めたキングコング西野さんの波乱万丈の歴史に興味が出た方は次の記事をチェックしてみてください。

おまけ:西野亮廣さんの炎上案件一覧

西野さんの数々の炎上事件を振り返ります。

ネット記事などにある事件の概要と共に、なるべく西野さんの意見(ブログのリンク)をつけるようにしました。

ひな壇座らない宣言

始まり
2012年12月9日 西野さんがTwitterで「ひな壇に座らないと決めました」「そんな奴がどうなるのか、僕が一番興味があります」「ワイプのリアクションとか味のコメントとか知らねーよ。僕はもっとドキドキするようなことがしたくて飛び込んだんです」とツイートしたことから「わざわざ宣言するなんて、他の芸人に失礼だ」と炎上。

西野さんはブログで「ひな壇で活躍されている芸人さんには最上級の尊敬の念を持っております」、「勝てないからひな壇に出ないとの意味だ」と釈明。

第二波
2015年7月、「FNS27時間テレビ」の芸人がひな壇で大集合するコーナーで、ナイナイ・岡村隆史が「西野来いよ!」とイジる。またラジオでリスナーからの誤情報をもとに「西野嫌いやねん」と発言。西野ひな壇でない生意気との風潮が強まる。

ただ、このころの西野さんの弁明も少し変わってきていて「テレビからスマホの時代に変わると、大人数のひな壇は厳しいから辞めた」となる。

ブログ記事「【キンコン西野】ひな壇に出なくても生きていけた

千原ジュニアを批判

2012年11月、「NGKのエレベーターに乗ろうと思ったら、「まもなくジュニアさんが来られますので、待ってください」と吉本の社員。知らねーよ」とツイート。千原ジュニアを批判したと炎上。

「芸人交換日記」を批判

2013年2月、「『芸人交換日記』なんて、ちっとも面白くないし、都合よく乗っかる芸人はもっと面白くないですね。」とのツイートが原因で炎上。『芸人交換日記』は、放送作家・鈴木おさむの著書。作品は舞台化や映画化がされ、舞台版には、宮迫博之、宮川大輔、タカアンドトシ、堀内健、土田晃之などが出演。映画版の監督は、内村光良が務めたていて、これらの大物芸人達も批判したことになる。

問題のツイートの後、西野さんはすぐに鈴木おさむに謝罪。

鈴木の妻で事務所の先輩である森三中・大島美幸が激怒、FNS27時間テレビで西野と共演した際に生放送中にもかかわらず一触即発の状態となる。

2013年11月14日放送の『アメトーーク』で「好感度低い芸人」として出演した際、ゲストとして呼ばれた鈴木と対面。西野はその場で土下座謝罪、和解が成立した。

フォロアーを購入

2014年4月、シャレでオークションで3万人分の外国人フォロワーを購入した西野さんその後、同行為がツイッターの利用規約に反していると炎上。後に西野さんは謝罪。「もう二度とフォロワーは買いません」と誓った。

差し入れ拒否

2014年11月頃、差し入れを否定し「僕の文庫本買ってくれた方が千倍嬉しい」と発言したことから賛否の声が多数あがり炎上。文芸評論家の杉江松恋との舌戦に発展する。

西野さんの意見:ブログ「差し入れの受け取りを強要する奴の想像力の無さ。

松本コロスがすべる

2014年11月、テレビでの振りから西野さんがTwitterに投稿した「ダウンタウン松本、コロス」というツイートが、ネット上で「寒すぎる」と批判される。

Twitterを辞めると宣言

2015年10月4日、炎上の元であるTwitterを辞めると宣言。翌10月5日のFacebookの投稿で「嫌な思いをしたとか、そういうのじゃなくて、単純に『飽きちゃった』というのが一番の理由。(中略)あと、これは自分自身に思ったことだけど、呟いてる自分が急激にダサく感じてしまいました。『呟くなよ、作れよ』と。あくまで、自分自身に対してね」

これが反感を買い炎上。

その後、炎上しなくなったかというとそうでもなく、結局Twitterも辞めてない。

「芸人引退」を表明

2016年6月28日に自身のブログで「芸人引退」を表明。キッカケはテレビ朝日系バラエティー『EXD44』で“ネット住民”に論破され「芸人辞めます。絵本作家になります」と発言したことから。

7月3日放送の『ワイドナショー』で松本人志(52)が「それを今考えたときに、絵本作家じゃなんじゃ、パイン飴じゃなんやって、別に面白くもなんともないから」と苦言を呈す。

番組放送後、西野はブログを更新。「私、また2週間後に肩書きが変わります」と宣言した。

西野さんの意見:ブログ「まだ肩書きで消耗してるの?

絵本無料公開

2017年1月19日、「お金の奴隷解放宣言。」というタイトルでブログを更新し、絵本『えんとつ町のプペル』を無料公開した。ネット民から賛否両論が上がり炎上、さらに人気声優・明坂聡美が「無料公開は子供のためによくないのでは」と危惧したツイートをしたところ、西野さんが噛み付く。

一連のやり取りのあと、「声優・明坂聡美の危うさ」と銘打ったブログを公開。さらに炎上。

他にも山本寛さんや平野耕太さん、堀江貴文さんもこの話題について触れている。

ホリエモン
ホリエモン

こんなんコンテンツ流通におけるイノベーションが最も進んでいる音楽業界では当たり前のことやん。なんで炎上してんのか意味がわからんが、炎上したからこそAmazonで一位になりマスコミ増幅効果でさらに売れるという循環ね。

結局、無料公開により絵本の売り上げは増加、世間からも認められ無料公開は販売手法として広まっていった。(以前からあったが、さらにいろいろなケースやジャンルで使われるようになった)

オチは西野さんのブログ「今回の炎上騒動を受けて、どうしても言っておきたいこと。」 

差し入れ拒否2

2017年3月、「差し入れは迷惑なので、いらないです」と発言。「ひどい! 」「気持ちを受け取らないなんて! 」という声が多数上がり、炎上。

取材中に帰る

2017年4月29日、ブログを更新「キンコン西野、ブチギレて収録中に帰る」。イオンモール堺鉄砲町で読売テレビの情報番組の取材中、「今日の服装は意識高い系ですかぁ?」、「プペル、値段高くないですか?」などの無礼な言葉をぶつけられ、収録途中で帰ってしまったことを明かした。

この件に関してテリー伊藤がサンデージャポンで「2人の問題であって、それをだれかに報告するっていうことは、西野の弱さだよね」と語る。

西野がブログで反論「今回のテリー伊藤さんは面白くない
「僕らは、今の自分が意見を言える場で意見を言っちゃダメなんでしたっけ?テレビでしか意見を言っちゃダメなんでしたっけ?『サンジャポ』で自分の意思を表明することがセーフで、『サンジャポ』が取り扱ったブログで自分の意思を表明することが『弱さ』になる理由が、僕には1ミリも理解できません。」

その後、二人が対決したネットの生配信番組で、西野もテリー伊藤の意見をある程度受け入れて、最後は和解した。

エボラブルのCIOを3日でやめる

2017年9月9日、西野さんが株式会社エボラブルアジアのベトナム法人のCIOに就任したものの3日で退任したことをブログ「キンコン西野、CIO退任!」で報告。

社外監査役の森田正康さんからTwitterで失礼な発言があり、西野さんは「ご迷惑なら辞めますよ」など数回やり取りしたあと、退任を決意したとのこと。

美術館3億円借金宣言

2018年6月4日、「SHOWROOM」の新番組『猫舌SHOWROOM』発表会で、地元の兵庫県川西市に美術館を作るため、3億円の借金をしたと宣言。


翌日ブログ「【悲報】キンコン西野、3億円の借金を抱える」で寄付を募ったことが、誤解を招く表現があるとネット上で問題となり、炎上。

7日のブログ「美術館建設について」で謝罪し、募金の受付中止を発表した。

映画えんとつ町のプペル台本販売事件

2020年10月16日、オンラインサロンメンバーが、『プペル』の『シナリオ台本&前売りチケット』の販売権を失業保険で80セットで約24万円分購入したが、売れないので自分で80回見に行くとの内容の記事を投稿。

それが、映画公開後にネット記事などにあがり「信者を食い物にしている」「マルチ商法だ」などと炎上。

吉本興業社員のLINEさらし事件

2021年1月27日、えんとつ町のプペルに対する吉本の担当マネージャーの対応が気に入らないと実名の書かれたLINEのやり取りをTwitterに投稿。「連日走り回ってくださっている吉本興業外部のスタッフさんに対しての吉本興業の対応がナメ腐っていたので、会社ごとガン詰めしました。」。

その3日後に吉本興業を退社する事態に発展。本人は退社とツイートとの関連性を否定している。

後にブログ「【今回の反省点を正直に並べてみる】」でLINEをさらしたことについて謝罪している。

(おそらく、続く)

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